① 認証トークンや個人情報が、端末内に平文で保存される
ログイン状態を保つ情報や個人情報が、読める形で端末内に残ることがあります。解析されれば内容まで届くため、保存先と形式を実機で確認します。
提携先のセキュリティ要請や、決済・会員情報を扱う機能の追加をきっかけに、モバイルアプリの脆弱性診断が必要になった企業へ。端末内のデータ、通信の暗号化、通信先のAPIでの権限の確認までを診断範囲に含めます。累計検証実績5,000+件を踏まえ、アプリ本体と通信先を一体で範囲設計します。
支援実績5,000件以上













問題が残っていないかという漠然とした不安は、どこで何が起きるのかを分けると輪郭が見えてきます。端末のなかに残るもの、通信の途中で起きるもの、通信先で起きるものに分けて、代表的な5つを挙げます。
ログイン状態を保つ情報や個人情報が、読める形で端末内に残ることがあります。解析されれば内容まで届くため、保存先と形式を実機で確認します。
通信先が本物かを確かめないまま通信すると、途中に入り込んだ相手に内容を読まれたり書き換えられたりします。暗号化の設定と合わせて検証します。
ほかのアプリから呼び出せる入り口の保護が漏れていると、想定していないアプリから機能やデータへ届きます。呼び出せる口を列挙して確かめます。
アプリの画面側で操作を制限していても、通信先のAPIが権限を確かめていない場合があります。識別子を書き換えるだけで他人の情報へ届きます。
アプリの中身が読み解きやすいと、機能を書き換えたものが正規を装って配布される場合があります。改変を検知する仕組みの有無まで確認します。
ここまで挙げた不備は、技術の話だけでは終わりません。提携先との取引や、サービスを続けられるかどうかまで影響が連鎖していきます。
攻撃を模倣するツールの一括検査には、誤検出や検出漏れが生じる場合があります。アプリの作りに加えて、端末内に残るデータ、通信の経路、通信先のAPIまで、次の5つの観点で確かめます。
どのデータが端末内のどこへ、どんな形式で保存されるかを実機で追いかけ、読める状態で残っていないかを検証します。データ保存の仕様と突き合わせ、一時的に作られるファイルも対象にします。
通信を中継する検証環境で、通信先を確かめる処理と暗号化の設定が実装どおり働くかを確認します。通信先の一覧と設計資料を照らし、内容を読まれたり書き換えられたりする余地をたどります。
外部から呼び出せる入り口を列挙し、想定していない呼び出しで機能やデータへ届かないかを検証します。連携の仕様と実装を突き合わせ、ほかのアプリへ渡す情報と、受け取る情報の扱いまで確かめます。
アプリを介さずAPIを直接呼び出し、認証と権限の確認が一貫して働くかを検証します。API仕様書と権限の一覧を突き合わせ、識別子を書き換えた要求や、画面に出ていない経路への呼び出しまで試します。
配布されるアプリの中身がどこまで読み解けるかを確認し、書き換えた状態で動かせるかを評価します。ビルドの設定と改変を検知する仕組みを照らし、再配布や課金の回避につながる余地を確かめます。
5つの観点を、予算・期限とリリースの予定に収まる計画へ組み立てます。範囲を決めるところから再診断まで、進め方は次の4段階です。
アプリ本体、通信先のAPI、その先のバックエンドを一覧にして棚卸しします。提携先の要件と回答の期限、機能ごとの影響の大きさを照らして優先順位を決め、着手する範囲を合意してから始めます。
ストアの承認は、提出してから時間を要することがあり、指摘があれば新しい版の提出でさらに延びます。リリースの予定から逆算し、診断の時期と、改修・再確認に必要な期間を計画へ組み込みます。
既知のパターンはツールで広く洗い出しますが、ツールには誤検出や検出漏れが出る場合があります。アプリの作りに依存する不備は、実機と実際の通信を使った手動診断で深く確かめます。
検証した画面と経路、呼び出したAPI、使用した端末とOSの版を明記し、確かめた範囲を報告書に残します。制約で手を入れられなかった範囲と残るリスクは切り分け、改修後の再診断まで伴走します。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。
独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
GENZは、アプリの開発やストア申請の代行ではなく、できあがったアプリと通信先を第三者の立場で検証します。APIからWebアプリ、ネイティブアプリまでを手がけてきた経験をもとに、次の4点をお引き受けします。
棚卸しの結果をもとに、アプリ本体だけ、通信先のAPIまで含めるなど、対象を相談して決めます。まず範囲の整理から切り出すこともできます。
ストア申請とリリースの予定を伺い、診断を入れる時期と改修に必要な期間を計画に載せます。定期的な更新のサイクルにも合わせられます。
検証した範囲を画面と経路の単位で記載し、手を入れていない範囲には理由と残るリスクを添えます。社内の稟議や提携先への回答にも使えます。
ソフトウェアテストや第三者検証と同じ窓口でご相談いただけます。診断後1年間は無償で再診断を承ります。
対象範囲と判断基準を先に合わせ、進捗と残るリスクを共有しながら進めます。
対象システム、拠点、商品区分、連携先、業務フロー、リリース時期を確認し、未検証領域を可視化します。
事故影響、変更量、利用頻度、代替手段の有無から優先順位を定め、必要工数の見積条件を揃えます。
実施状況、発見事項、ブロッカー、追加確認が必要な仕様を共有し、終盤のまとめ出しを避けます。
テスト完了レポートに結果、証跡、未実施範囲、残留リスクを整理し、修正後の再テスト条件まで引き継ぎます。
累計5,000件以上の対応実績
初回のご相談では、アプリ本体から通信先のAPIまでどこまでを診断するか、着手の順番、必要な工数の見立て、機能テストや負荷テストといった関連するテストの要否を一緒に整理します。