他社テナントのデータまで参照できてしまう
問合せ条件からテナント識別子が抜けると、A社の利用者がB社の顧客情報を参照できてしまいます。同じ欠落はキャッシュや検索索引にも起きます。
取引先からセキュリティチェックシートへの回答を求められ、診断範囲の決め方に迷うBtoB SaaS事業者へ。テナント間のデータ分離やAPIの認可制御を手動診断も交えて確かめます。累計5,000件以上の第三者検証を土台に、必要な範囲から段階的にご提案します。
支援実績5,000件以上













BtoB SaaSでは、複数企業で基盤を共有し、画面とAPIを同時に提供します。セキュリティ不備を曖昧にせず、テナント分離・認可・権限・入出力・認証の5つに分けて確認します。
問合せ条件からテナント識別子が抜けると、A社の利用者がB社の顧客情報を参照できてしまいます。同じ欠落はキャッシュや検索索引にも起きます。
画面遷移を前提に認可を置くと、API側で所有者を確かめる処理が抜けます。要求のIDを差し替えるだけで、他者の情報を取得・更新できてしまいます。
ロールを外しても発行済みのセッションが生きていると、降格後や退職後の利用者が管理画面のURLへ直接到達し、設定や利用者情報を書き換えられます。
検索条件やレポート出力を問合せ文へ組み込むと、条件式を書き換えるSQLインジェクションで他社データが抜き出されます。XSSも同じ経路に残ります。
パスワード再設定の本人確認が弱く、ログイン後も同じセッションIDを使い続けると、奪われたセッションが有効期限まで生き、なりすましに気づけません。
脆弱性の影響は技術上の不備にとどまりません。顧客データ、導入審査、事後対応へ連鎖し、取引継続や新規案件の獲得を妨げるおそれがあります。
ツールで既知パターンを広く確認するだけでは、SaaSのテナント境界や権限設計に沿う不備を拾いきれません。設計資料と実際の要求を照合し、データ分離・API認可・権限・入出力・認証の5観点で検証します。
テナント設計とデータモデルを読み、テナント識別子がデータベースやキャッシュで維持されるかを確認します。異なるテナントのアカウントを使い、参照・更新・削除で越境しないことまで確かめます。
API仕様とパラメータ定義から、要求ごとの操作主体と対象データを整理します。URL・本文・ヘッダー内のIDを別テナントの値へ替え、参照・更新・削除・検索の各APIが拒否するかを検証します。
権限一覧と画面遷移図を照合し、ロールごとに到達できる画面と機能を確定します。URLの直接指定を試し、権限のない状態や権限を外した後に、管理機能を利用できないことまで見ます。
入力値の経路は検索欄や登録フォームに限りません。テナントを跨ぐ検索条件やレポート出力まで画面一覧と入力仕様から拾い、画面・CSV・ログと出力先ごとに命令として解釈されないかを検証します。
認証フロー仕様を読み、ログイン、パスワード再設定、多要素認証の適用条件を整理します。トークンやセッションIDの発行・更新・破棄を追い、有効期限切れやログアウト後に再利用できないかを確認します。
診断観点を予算と期限に収めるため、対象の棚卸しから報告・再診断までの4段階で実行計画を組みます。
画面、API、管理機能、ネットワークを棚卸しし、取引先から求められた確認事項と期限を照合します。扱う情報と利用範囲を踏まえて優先度を決め、今回の診断対象と除外範囲を合意します。
既知の攻撃パターンはツールで広く検査します。他テナントのIDを指す要求も形は正当なため、ツールは異常と判定しきれません。仕様を読んだ手動診断で認可を確かめ、結果を根拠とともに残します。
検出結果を手動で確かめ、到達可能性と影響範囲、テナント・権限の境界を確認します。深刻度が近い項目は悪用のしやすさで着手順を分け、期限内に受容する分は理由と見直し時期を記録します。
報告書には、確認範囲、脆弱性の内容、影響、確認手順、是正優先度を記載します。セキュリティチェックシートへの回答材料を共有し、診断から1年間の無償再診断まで対応します。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。
独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
GENZは、フルメニューを一律に勧めず、取引要件・予算・期限に合わせて診断範囲と優先順位を合意します。報告書、是正後の再診断、関連するソフトウェアテストまで、同じ窓口で伴走します。
取引先の要件、予算、時期を伺い、画面・API・権限のうち優先する範囲を整理します。必要な範囲だけご依頼いただき、次の段階へ広げられます。
検出箇所、確認手順、影響範囲、是正優先度を報告書にまとめます。セキュリティチェックシートや商談の説明材料としてご活用いただけます。
指摘箇所を是正いただいたあと、診断から1年間は無償で再診断します。APIからWebアプリ、ネイティブアプリまで同じ窓口で対応します。
脆弱性診断に加え、機能テストや第三者検証、負荷テストも同じ窓口でご相談いただけます。発注先を分けず、要件整理と進捗共有を一本化します。
対象範囲と判断基準を先に合わせ、進捗と残るリスクを共有しながら進めます。
対象システム、拠点、商品区分、連携先、業務フロー、リリース時期を確認し、未検証領域を可視化します。
事故影響、変更量、利用頻度、代替手段の有無から優先順位を定め、必要工数の見積条件を揃えます。
実施状況、発見事項、ブロッカー、追加確認が必要な仕様を共有し、終盤のまとめ出しを避けます。
診断完了レポートに結果、証跡、未実施範囲、残留リスクを整理し、修正後の再診断条件まで引き継ぎます。
累計5,000件以上の対応実績
相談時には、診断する画面・API・権限の範囲、着手の優先順位、必要工数の考え方、機能テスト・負荷テストなど関連テストの要否を、取引要件とご予算に合わせて一緒に整理します。