① WAFを経由しない経路が残り、検査されずに到達する
オリジンのIPアドレスが公開されたままの構成や、移行時に残った旧ドメインは、WAFの手前を通らずに到達できます。名前解決の状態から洗い出します。
取引先のセキュリティチェックシート回答やカード決済まわりの要件対応で、WAFの設定を第三者に確かめる必要が出てきた企業へ。WAFを経由しない経路、規格外の通信の素通り、誤検知を避けて緩めたルールまで検証します。累計検証実績5,000+件をもとに、必要範囲から選んでご提案します。
支援実績5,000件以上













WAFを入れていても、防げていない状態は設定の側に現れます。漠然とした不安のままにせず、WAFの設定と、その手前に残る経路、奥にあるアプリケーション側で実際に起きている不備を、代表的な5つに分けて挙げます。
オリジンのIPアドレスが公開されたままの構成や、移行時に残った旧ドメインは、WAFの手前を通らずに到達できます。名前解決の状態から洗い出します。
エンコードを変えた表記、複数に分割した送信、想定外のメソッドは、シグネチャの検査条件から外れて通過します。送ってみるまで、通るかはわかりません。
正規のアクセスが遮断されると、回避のため除外ルールを足します。範囲が戻されないまま運用が続くと、緩めた部分だけ検査されない状態が残ります。
ルールセット(ModSecurity CRS 等)の版が固定されたままだと、後から知られた攻撃手法が検知条件に入りません。有効なルールとしきい値まで確認します。
WAFを有効にしたまま検査すると、遮断された分だけ実装側の弱点が結果に表れません。WAFを通らない経路から突かれる余地が、そのまま残ります。
これらの不備は、技術的な問題のままでは終わりません。取引先との取引や、事業の継続そのものまで影響が連鎖していきます。
ツールの一括検査だけでは、いまの設定が意図どおり効いているかまではわかりません。WAFの設定と、その手前に残る経路、奥にあるアプリケーション側の実装を合わせて、次の5点で読み解きます。
ドメインの名前解決とIPアドレスの割り当てを確認し、WAFを通らずオリジンへ届く経路が残っていないかを検証します。ドメイン一覧とネットワーク構成図を突き合わせ、台帳にない公開先も対象にします。
エンコードを変えた表記、複数に分割した送信、想定していないメソッドを実際に送り、検査条件から外れて通過しないかを確かめます。WAFのポリシー設定を読み、検知条件のどこに隙間が出るかをたどります。
除外ルールと許可ルールの一覧を、該当画面の仕様と突き合わせます。誤検知を避けて緩めた範囲が実装側に残る弱点と重なっていないかを確認し、戻されないまま運用されている設定を洗い出します。
ルールセットの版、有効な検知ルール、遮断のしきい値を確認し、想定する攻撃手法が検知条件に入っているかを確かめます。版情報と検知ログを照らし、更新が止まった時期まで特定します。
同じ検査を、WAFを通す経路とWAFを通さない経路の両方で実施します。検出結果の差からアプリケーション側に残る弱点を切り分け、検証環境の構成と遮断ログで、差が出た理由まで確かめます。
観点を、予算と期限のなかで実行できる診断計画へ落とし込みます。範囲の決め方から再診断までの進め方は、次の4つです。
公開しているドメイン・サブドメイン・APIの経路を棚卸しし、一覧にします。取引先の要件と回答の期限、経路ごとの業務影響を照らし、どこから診断するかを合意したうえで着手します。
ツールで攻撃を模倣する検査には、正規の通信を誤って拾う場合も、弱点を取りこぼす場合もあります。既知のパターンはツールで広く当て、回避の試行は設定を読んだうえでの手動診断へ回します。
検出した事項を、WAFのルール修正で塞げるものと、アプリケーション側の実装修正が要るものに分けます。塞ぎ方が違えば着手の順番も変わるため、再現手順を添えて提示します。
検査した経路・除外ルール・ルールセットの版まで、確かめた範囲を書き下します。期間や環境の制約で確かめていない範囲と残るリスクは分けて記載し、ルール調整後の再診断まで対応します。
固定費を抱えない人日単位のアサイン、監査にも使える独立した検証の記録、育成期間なしに活かせる専門ノウハウなど、第三者へのアウトソースには複数のメリットがあります。
人日単位のアサインで固定費を抱えず、繁忙期に増減できます。
独立した検証で偏りを排し、監査に使える客観的な記録を残せます。
JSTQB認定エンジニアが在籍し、対象領域固有の検証知見を育成期間なしに活用できます。
GENZは、WAF製品の入れ替えや常時運用の代行ではなく、いま入っている設定に踏み込んで確かめる立場で関わります。フルメニューを一律にはおすすめせず、範囲と優先順位を相談しながら、次の4点をお引き受けします。
対象のドメイン数と検証の深さを相談して決めます。公開している経路の棚卸しだけを先に切り出す進め方もお選びいただけます。
ツールの一括検査に加え、除外ルールとしきい値を読み解く手動診断を重ねます。設定を踏まえた回避の試行まで実施します。
確かめた範囲は経路と除外ルールの単位で示し、確かめていない範囲は理由まで書き分けます。社内稟議や取引先への説明にも活用できます。
ルール調整後の再診断まで対応します。診断後1年間は無償で再診断を承り、ソフトウェアテストと同じ窓口で相談できます。
対象範囲と判断基準を先に合わせ、進捗と残るリスクを共有しながら進めます。
対象システム、拠点、商品区分、連携先、業務フロー、リリース時期を確認し、未検証領域を可視化します。
事故影響、変更量、利用頻度、代替手段の有無から優先順位を定め、必要工数の見積条件を揃えます。
実施状況、発見事項、ブロッカー、追加確認が必要な仕様を共有し、終盤のまとめ出しを避けます。
テスト完了レポートに結果、証跡、未実施範囲、残留リスクを整理し、修正後の再テスト条件まで引き継ぎます。
累計5,000件以上の対応実績
ご相談では、診断するドメインと経路の範囲、着手の優先順位、必要工数の考え方、機能テストや負荷テストなど関連するテストの要否まで、一緒に整理できます。